事業承継・M&A 情報サイト

デューデリジェンスの成否はプロジェクトマネジメントにあります。
相手アドバイザーを通じたスムーズな資料の開示等が調査内容の質を左右します。

タナベコンサルティングがリードしてプロジェクトチームを組成し買収調査を進めて参ります。
少数精鋭で早期に調査報告を完了させることを最優先としてチームを組成致します。

M&Aのデューデリジェンスとは?

デューデリジェンスとは、成約の前に売り手側企業の実情をよりクリアにするため、買い手側企業が行う企業調査です。買収監査、DDとも言います。
M&Aではおもに財務・税務デューデリジェンスやビジネスデューデリジェンスが実施され、各リスクの発見や、
企業価値算定、M&A後の事業統合(PMI)に調査結果が利用されます。

財務デューデリジェンス

財務デューデリジェンス

企業価値算定や財務リスク発見のため
損益計算書・貸借対照表のチェック
財務・税務全般を調査します。

ビジネスデューデリジェンス

ビジネスデューデリジェンス

譲渡側企業の全容把握のため、
事業計画や業界環境の調査、
製造から販売までの全プロセス調査、
シナジー効果分析などが行われます。

タナベコンサルティングのデューデリジェンス 3つの特長

No.1

17,000社以上のコンサルティング実績
コンサルティング会社ならではの調査能力

タナベコンサルティングは、「日本の経営コンサルティングのパイオニア」として、創業以来66年間で、600社以上のM&A実績と、約200業種17,000社以上の企業のコンサルティングを実施してきました。

タナベコンサルティングには、事業領域(ドメイン)別に専門コンサルタントが在籍しているため、どのような業種・業態のデューデリジェンスにも対応することができます。
コンサルタントが、その業界で培ってきた知識や経験をもとに調査・分析をし、商習慣をはじめ、表には出てこない課題や強みまでをも把握することが可能となります。

No.2

600社以上のM&A実績(クロスボーダー含む)

経営コンサルティングファームだからできる"経営をつなぐ"唯一無二のM&Aコンサルティングモデル。
M&Aの前工程である戦略の構築から後工程である組織体制の構築、グループブランディングまで、 経営レベルで「一気通貫」のサポートなどで大企業から中堅・中小企業まで600社以上をご支援してきました。

その実績と経験をもとに御社の経営課題に対して最適な解決策をご提案させて頂きます。

No.3

M&A領域や業界ごとの
貴社専門プロジェクトチーム組成

タナベコンサルティングでは病院の診察科目のように、経営における高度な専門性を網羅し、組み合わせることで高度なコンサルティングサービスを提供できると考えています。
そのため、専門コンサルタントが顧客の課題に合わせた最適なチームを組成して、課題を解決する「チームコンサルティング」方式を採用しています。

M&A領域×業界ごとに、幅広い専門知識を有したコンサルタントがチームを組成し、貴社の課題を解決するコンサルティングサービスを提供します。

M&Aデューデリジェンスに関するご質問、ご相談等
お気軽にご相談ください。

スケジュール

※買収対価として「~5億円程度」の規模の案件を想定しております。企業規模・買収対価の大きさにより調査内容は変動いたします。

フェーズ 実施項目 1カ月目 2カ月目
初旬 中旬 後半 初旬 中旬 後半
全体 調査の進め方の打合せ
チームビルディング
           
調査準備 相手アドバイザーへの必要資料依頼
※データルームの設置依頼
  (都度、追加資料を依頼)  
調査範囲(スコープ)の絞込み
※特に重点的に調査する部分の決定
           
現地調査
(オンサイトDD)
実施調査(データルームでの資料閲覧)
マネジメントインタビューの実施
           
(必要な場合)
補足調査 及び 企業価値評価
オンサイトDD後の補足資料依頼
(必要な場合)追加調査
           
企業価値評価の実施            
報告書作成 買収調査報告書作成            
最終報告 調査内容の報告            

デューデリジェンスの流れ

※下記の調査項目は目安です。対象企業の規模によって調査範囲が広がる場合には、調査項目を追加いたします。
※ビジネスDD又は財務DDのいづれか一方のみをご依頼いただくことも可能です。

ビジネスデューデリジェンス

STEP

01

プロジェクト
キックオフ

調査範囲(スコープ)を明確にするところからスタート

■デューデリジェンスの進め方

タナベコンサルティングが主体となり、調査・分析する(必要に応じ訪問を実施)

  1. 対象会社資料の分析
  2. 対象会社メンバーへのマネジメントインタビュー
    (許可が得られた場合)
  3. タナベノウハウ・データ活用による分析
  4. 各種外部データの分析
STEP

02

ビジネス
デューデリジェンス

1

各種分析の実施

  1. 外部環境分析(将来推移含む)・内部環境分析
    • 外部:業界分析、競合各社施策分析、消費者分析(外部利用)等
    • 内部:業態、商品、サービス、プロモーション分析 等
  2. 現状のビジネスモデル分析(競合比較含む)
    • 各業態別にビジネスモデルを分析
  3. 事業に関する機能部門の実態分析
    • 事業本部、部課等の各機能における実態把握・課題整理
2

事業計画の妥当性の検証

  1. マーケットの成長性から事業計画における売上高・粗利益
    (又は限界利益)をパターン別に予測
  2. 自社の事業とのシナジー効果を定性的及び定量的に算定
    ただし、対象会社から提供される資料の内容を勘案して算定します。
    ※製造部門がある場合は、別途調査範囲を決定し、実施するか否かを検討。
STEP

03

調査報告

各デューデリジェンスのまとめ

1

調査報告書作成

財務デューデリジェンス

STEP

01

プロジェクト
キックオフ

調査範囲(スコープ)を明確にするところからスタート

■デューデリジェンスの進め方

タナベコンサルティングが主体となり、調査・分析する(必要に応じ訪問を実施)

  1. 対象会社資料の分析
  2. 対象会社メンバーへのマネジメントインタビュー
    (許可が得られた場合)
  3. タナベノウハウ・データ活用による分析
  4. 各種外部データの分析
STEP

02

財務
デューデリジェンス

1

各種分析の実施

  1. 財務分析(競合比較含む)・セグメント損益分析
    • 競合を含め各種重要経営指標から経営状態の分析
  2. 財務諸表レビューによるリスク要因の洗い出し
    • 締日などを含む会計処理の適切性のチェック・会計方針との整合性・ 勘定科目の内訳に関する調査・債権・債務の概要調査・CCC分析・ 偶発債務/簿外債務の認識
  3. 収益構造分析
    • コスト構造(製造原価・セグメント別)、業態別に収益モデル分析
  4. 税務処理の適切性の検証(税理士等の外部機関を活用)
    • 税務申告書分析・税効果会計の検証・繰越欠損金等の調査
2

企業価値評価の実施

  1. ビジネスデューデリジェンスで検証された販売計画をベースにした事業計画を作成
  2. 事業計画を基礎とした企業価値評価の算出(価格レンジで提示)
    • 企業価値は複数の方式で検証し、提示することを想定
※〈参考〉人事・組織部門に関する調査
1

経営システム分析

業績・目標管理、意思決定構造の分析

2

組織体制分析

組織体制、労務紛争の有無の確認

3

人材マネジメント分析

評価制度・採用戦略・育成体系の分析

STEP

03

調査報告

各デューデリジェンスのまとめ

1

調査報告書作成

M&Aデューデリジェンスに関するご質問、ご相談等
お気軽にご相談ください。

よくある質問

デューデリジェンスとは何ですか

デューデリジェンスとは「買収調査」のことを指し、「DD(ディーディー)」と呼ばれます。M&Aを実行する際に対象会社のリスクの発見等を目的として実施をします。調査には、①事業内容を把握するビジネスDD、②財務諸表等から正常収益力の分析をしたり粉飾決算などのリスクを調査したりする財務DD、③税務申告の適正性を分析する税務DD、④契約書や訴訟関連事項を調査する「法務DD」等があります。

デューデリジェンスは必ず実施する必要がありますか

たとえ知っている間柄でM&Aをする場合でも、デューデリジェンスは必ず実施することをお勧めしています。相手方に対して調査をすることはM&Aにおいては失礼にはあたりません。むしろ、譲渡契約書締結前にリスクを発見できないことの方が自社にとってのリスクとなるため、デューデリジェンスが必ず実施をしましょう。

実施したほうが良いデューデリジェンスはありますか

M&Aにおいてよく実施されているのは、「ビジネスDD」「財務DD・税務DD」、「法務DD」の3つです。事業を引き継ぐ上で、この3つは必ず確認をすることになりますので、調査の段階で一通り見ておくことをお勧めしています。

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【譲渡企業向け】
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  • 事業承継期を迎えているが後継者がいない
  • 成長が鈍っている事業の譲渡を検討している
  • 資本力を得て、もっと会社を成長させたい  など
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ABOUT TANABE CONSULTINGタナベコンサルティンググループとは

タナベコンサルティンググループは「日本には企業を救う仕事が必要だ」という志を掲げた1957年の創業以来66年間で大企業から中堅企業まで約200業種、17,000社以上に
経営コンサルティングを実施してまいりました。
企業を救い、元気にする。私たちが皆さまに提供する価値と貫き通す流儀をお伝えします。

コンサルティング実績

  • 創業 66
  • 200 業種
  • 17,000 社以上